Brave The Lion N-3 Story

 
最終更新日時:

story6-1 旧知の大人



カティア
……変わってないわね。
ムナクソ悪い雰囲気、そのまんま。

……この天才科学者
プロフェッサー・カティア様を
呼んだんだから、相応の見返りを
用意してるんでしょうね、オズマ?



オズマ
そーゆー話は、上と直接やってくれや。

カティア
嫌よ。あんたが繋いで。
だいたい、実在してるかどうかも
アヤシイもんだわ。

オズマ
無くはねーさ。
ギャラの払いはいいぜ~?

カティア
フン……期待させてもらうわ。
指名手配を解く件も。
よろしく頼んだわよ。

オズマ
了解。

カティア
で、詳しい話を聞かせて頂戴。

オズマ
手紙に書いといたろ?

カティア
この天才の時間を
紙っぺらで奪おうだなんて図々しいのよ。

オズマ
ヒュ~、おまえさん、
少しも変わってないねぇ。
いや……目元に小ジワが増えたか?

カティア
なわけないでしょっ!
永遠の十代のこの私に。失礼よあんた!

オズマ
じょ~だんじょ~だん。

カティア
だからモテないのよあんた。

オズマ
冗談はさておき。

カティア
本気で言ったんだけど?

オズマ
……今度こそ、ヨーゼフの奴を止める。

カティア
はぁ!? アイツ、まだ生きてるの!?
私がいたときだって、百歳超えてなかった!?

オズマ
死に忘れてるんだろーよ。

カティア
……凡人は哀れなもんね。
制限時間を過ぎたら、
大人しく退場すればいいのに。

オズマ
おまえさんがそれゆーかい。

カティア
美しさがないもの。
天才的思考と美意識は表裏一体よ。

オズマ
そーゆーことがわかんねーから、
ヨーゼフのヤツは向こう側に片足を
突っ込んじまったんだろーよ……

カティア
笑い事じゃないわね。

オズマ
まったくだ。

story6-2 カティアと双子


カティア
……誰を待ってるのよ?

オズマ
懐かしい顔さ。ピンと来ないか?

カティア
お生憎、他人のことで
脳内記憶容量を無駄使いしたくなくてね。

――そういえば、こんなところで、
私は花の青春を一年も浪費させられて――

思い出したらムカっ腹が立ってきたわ!
むっきィーーーーー!



ヨシュア
カティアさん!

ミレイユ
カティアさま~!
会いたかったです~!

カティア
ヨシュア、ミレイユ!

オズマ
覚えてんじゃねぇか。

カティア
当然よ、大事な被験体だもの。
あなたたち、術後の経過はどう?

ヨシュア
おかげさまで、この通りです!

ミレイユ
カティアさま……!
本当に、その節は
ありがとうございます……!



 ***




カティア
オズマ!?
どーしたのよその大ケガ!?

オズマ
オレはいーんだ、寝てりゃあ治る。
おめぇさんに法外な治療費を
払いたくもねぇし。

カティア
……ちっ……!

オズマ
それよりも、こいつらを……



カティア

――この子たちは――!

オズマ
御明察。<あそこ>の出身だ。
おかげで、フツーの医者に
連れてくわけにいかなくてな。


ヨシュア
…………

ミレイユ
…………

カティア
これ……!?
この私が、見たこともない……!
なにを<混ぜ>られてるの?

オズマ
神獣>だそうだ。

カティア
ハァ!?なによそれ!?
あそこ、いまそこまで
やりたい放題やってるわけ!?

ヨシュア
……ご……めん……
……ごめ……んね……
……君を……こんな……

ミレイユ
……ごめんなさい……
……あたしの中で……
……生き……て……

カティア
…………

奥へ運んで。

オズマ
ああ。

カティア
あそこ蹟しましょ。

オズマ
一人じゃキツかったもんでな。
準備を始めるわ。時が来たら手紙送るぜ。

カティア
あまり女を待たせないでよ。

オズマ
そんな趣味はねぇさ……


 ***


カティア
……あれから三年も、
何の便りも寄越さないで……

思い出した!
どんだけ待たせてんのよオズマ!

ヨシュア
あのう、オズマさんなら
もう行っちゃいました。

カティア
はぁ!?

ミレイユ
ここには『別の顔』でも
来てるとか、なんとか……?

カティア
あの男……!
相変わらず、顔に似合わず
クソ多忙なんだから……!

カティア
……ま、いいわ。
ところでヨシュア、ミレイユ。
あなたたちはどうしてここに?

ミレイユ
……あたしたち、二人で話し合ったんです。

ヨシュア
それで――僕たちが、
やらなきゃいけないだろう、って。

――これ以上、僕たちみたいな人を
生ませないためにも――

story7-1 拒絶の真意



カティア
…………

ヨシュア
待って下さいカティアさん!

ミレイユ
おいてかないで!

カティア
…………

ヨシュア
僕たちにも<>があります!

ミレイユ
それに、案内役も必要だと思います。

カティア
……見損なったわ、あなたたち。

ヨシュア
え……?

カティア
子供は子供らしくなさい……とは言わない。

だけど、私やオズマが
頼りない大人に見えるのかしら?

ミレイユ
そういうわけじゃ……!

ヨシュア
僕たちも力になりたいんです!

カティア
……自分が天才であることが恨めしいわ。

ヨシュア
え?

カティア
術後の経過は完璧!
リハビリ明けで、よくそこまで
動けるもんだと思うけど!

私があなたたちを治療したのは、
戦わせるためじゃないわ!

ヨシュア
……戦うことを選んだのは、
僕たち自身の<意志>です……!

カティア
私の嫌いな物を二つ教えてあげる。
嫉妬と復讐よ。

ヨシュア
そういうのとは違います!

カティア
『使命』にすり替えても
不細工なことに変わりはない。
帰りなさい。


ヨシュア
あ……!

ミレイユ
お兄ちゃん……

ヨシュア
……大丈夫。
このくらいのことは想像していただろう?

ミレイユ
でも、カティアさまがあんなに怒るなんて……

ヨシュア
まだ、力も見せてないし、
伝えてないこともある。

ここで帰ったら、
なんのために来たのかわからないよ。

ミレイユ
そうだよね……

ヨシュア
カティアさんを追うよ、ミレイユ。
ちゃんと話せば、きっとわかってくれる……
僕たちが……やらなきゃいけないんだ……!

ミレイユ
うん……

story7-2 天才のルール


廃れた工場の奥で、
ヨシュアとミレイユの二人が
魔獣の群れに囲まれた……!

ミレイユ
お兄ちゃん。

ヨシュア
いくよ。

ミレイユ
……うん!

――二人が目を閉じ念じると、
膨大な魔力が身の内で高まり――



ミレイユ
はあああああああ!

ミレイユの肉体から
光り輝く翼が浮かび上がると、
業火の嵐を巻き起こす!



ヨシュア
いっけえええええー!

ヨシュアの腕に凶悪なまでの力が宿る……!

変化した竜のような剛腕で、
群れなす魔獣をなぎ倒す!

ヨシュア
うわああああああー!!!

――数回呼吸をするほどの間で、
動く魔獣は存在しなくなった……

ヨシュア
だいぶ使い慣れてきたな。

ミレイユ
お兄ちゃんより上手な自信あるよ?

ヨシュア
こいつ。

カティア
…………

ミレイユ
あ! カティアさま!

ヨシュア
見てくれましたか!?
これがいまの僕たちの<>です!

カティア
好きなように使えばいいわ。
ソレはもう、あなたたちの一部。

ヨシュア
じゃあ、僕たちを
認めてくれるんですね!?

カティア
――ガキが。

ヨシュアミレイユ
――!?

カティア
科学は万人に平等。
運動には法則があり、力には根拠がある。

あなたのソレは……なに?
自分で努力して得た力? 違うでしょ?

ヨシュア
それは、そうだけど……!
だったら、この力は
使うなっていうんですか!

カティア
 違うわ。
『どんな信念に基づいて』
使うのかを間いているの。

ミレイユ
……<意志>ならあります。

これ以上、あたしたちのような
悲しみを増やさないために……
出来ることは小さいけれど……

あたしたちは、自分の中にある
>と、手を取り合います。

カティア
兄より幾分マシね。

ヨシュア
……僕にも、想いはあります。

命の恩人であるカティアさんの――

力になりたい!
救われた命で恩返しがしたい!
そう考えるのはヘンですか!?

カティア
…………下僕宣言?

ヨシュア
え?

カティア
なら……仕方ないわね。
史上最高の天才、かつ超絶美女の
プロフェッサー・カティアの魅力に
とりつかれてしまったのなら。

ヨシュア
え? え?

カティア
そういうことなら、
諸々目をつぶるしかないわね。
常人として当然の思考だもの。

ヨシュア、あなたを
私の下僕に認定してあげる。
これからキリキリ働きなきいな。

ヨシュア
うぇぇ……
なんか、歪んで受け取られた……

ミレイユ
結果オーライだよ、お兄ちゃん?

カティア
だけど、二人とも。
信念が醜く染まったら、
その瞬間に捨てるから。
忘れるんじゃないわよ。

ヨシュアミレイユ
は、はいっ!

カティア
さ~て、下僕が増えるなら、
こんな好都合なことはない……!

ガンガン進んで、
私の研究を全部取り返してから、
この島を沈めるわよォーーー!


おっほォーーーーーー!!!

ミレイユ
……お兄ちゃん……

ヨシュア
うん……若くして、
道を誤った感あるね……

story8-1


ヨシュア
さあ急ぎましょう。カティア様の
優れた知識で書かれた研究資料が
この島に残っているなど――

そのような唾棄すべき事実。
――刻も早く抹消しなくては!

カティア
そ、そうね。

ミレイユ
お兄ちゃん……適応早い……

ヨシュア
下僕と決まっちゃったんだから、
覚悟をしなくちゃね。
覚悟するまでを迷い悩むのも、
時間の無駄だし。

カティア
ふ~ん、まあまあね。

ヨシュア
ささ、カティア様、参りましょう。

この僕が、邪魔な魔獣たちを
蹴散らしてみせますので!

ミレイユ
……兄が、すみません。
実はわりかしお調子者なんです。

カティア
…………

ミレイユ
お兄ちゃ~ん! 走ると転ぶよ~!


カティア
………………

……いまさら言い出せないじゃない。

むきィ。

story8-2 ここですよね?


ミレイユ
ここが……かつてカティア様が
働かれていたところですね。

カティア
違うわ。

ヨシュア
さぁ、すぐにカティア様の痕跡を
消し去りましょう、って――
違うんですかっ!?

カティア
キンキンうるさいわねぇ。
あとテンション高いのよ。

ミレイユ
カティアさまが以前いらっしゃった
建物は、ここではないという意味ですか?

カティア
そうよ。

ヨシュア
でしたら……
どうしてこちらの研究棟に?

カティア
あ~……

ヨシュア
いかなる目論見で?

カティア
……とりあえずヨシュア、
あなたもうちょっと普通にしゃべりなさい。

ヨシュア
え? あ……はい……
……ヘンだった?

ミレイユ
ヘンだったよ。

カティア
ま、なんてゆーの?
外堀を埋める的な?
私かいなくなってからの情報も
集めなきゃいけないと思ったし?

ヨシュア
あ、そういうことですか。

カティア
までも、パッと見、たいした資料は――

ヨシュア
よし、ミレイユ!
資料を漁るカティア様の
お手伝いをしよう!

ミレイユ
もしかしたら……
あたしたちのことも……

ヨシュアとミレイユは、部屋にある
大量の資料を調べ出した。

カティア
…………むきィ。

story8-3 擬似壊滅兵器


ヨシュア、ミレイユ、
カティアの三人が、
大量の資料を漁っている。

ヨシュア
なるほど、わからない……
うん、なるほど、こっちもわからない……

ミレイユ
お兄ちゃん、黙って作業してよ。

ヨシュア
え?なに?ミレイユ?

ミレイユ
……はぁ?
だから、黙って読みなよって。

ヨシュア
え?僕、何かしゃべってた?

ミレイユ
しゃべってたよ、もう……カティアさま。

カティア
ん~?

ミレイユ
……なにか、ヘンな気がします。

カティア
なにが?

ミレイユ
生命の合成……を研究してるはず
なのに、ここにある資料は、
どれも武器や兵器のことばかり……
どういうことなのでしょう?

カティア
武器にだって手を出すわよ。
合成魔獣って、要は生物兵器でしょ?
単純に資料にもなるし。
いざってときの抑止力にもなるし。

ヨシュア
『吸闇率、想定より一割減少』……
だめだ、すごそうだけど、
僕にはピンとこないや。

ミレイユ
え!?つまりそれって、
>を吸い取る武器ってことじゃ……!

ヨシュア
え?

ミレイユ
もしそれが本当なら……!
ちょっとそれ見せて、お兄ちゃん!

ヨシュア
う、うん……

ヨシュアから受け取った
資料に目を通すミレイユ。
数枚めくり、手が止まる。

ミレイユ
……意外すぎる。
人のためになる研究もされていただなんて……

カティア
なわきゃないでしょ。

ミレイユ
え、でも、この資料は確かに……

カティア
吸収>ってことは、
どこかに<放出>すんのよ、
溜まった<>を。

穴掘って埋めれば
土に還るってんならいいけどね。
そういうもんじゃないわけだから。

集められた<>がどうなるのか?
ってのか問題になるわねぇ。

ちょっと見せてみなさい。

カティアがミレイユから
紙の束を受け取り、黙読する。
その両目か高速で左右に揺れる。

息もつかせぬ勢いでぺージをめくり、
あっという間に最後の一枚へ!

ヨシュア
すごい……!
さすがカティア様……!

カティア
……うんざりね……
凡人共の発想って、ホント貧困なんだから……

ヨシュア
え?

カティア
寄り道はおしまい!
さっさと本部を落とすわよ!

ミレイユ
きゅ、急にどうしたんですか!?

カティア
こんなとこに長居は無用よ!

ミレイユ
なにが……
書いてあったんですか……?

カティア
ここの連中と、ある<武器>を
使う一族との癒着。
それと多分<>とも――

ミレイユ
えっ!?

カティア
むっきィーーー!下品なのよ、凡愚共!
馬鹿同士で手を組んでどーすんのよォー!?
いくわよ!

ヨシュア
あっ、カティア様!ミレイユ、いこう!

ミレイユ
…………

ヨシュア
ほら、それならカティア様が
読んだんだから、もういいんだよ。

ミレイユ
うん、そうね……

ヨシュア
(チェーンソー、糸ノコギリ、
錐、他にも、ヨーヨーとかたくさん……)

(それらの武器で、一見『滅した』ように
見せて、『集めていた』ということ……!?)



ノーマル
   Brave The Lion N-1 Story
分岐 Brave The Lion N-2 Story メア ルート
   Brave The Lion N-3 Story カティア ルート
   Brave The Lion N-4 Story メイン ルート
   Brave The Lion N-5 Story メア ルート
   Brave The Lion N-6 Story メイン ルート
   Brave The Lion N-7 Story カティア ルート
   Brave The Lion N-8 Story メイン ルート
合流 Brave The Lion N-9 Story

ハード
   Brave The Lion H-1 Story
   Brave The Lion H-2 Story
   Brave The Lion H-3 Story
   Brave The Lion H-4 Story
   Brave The Lion H-5 Story

最近の更新

2時間まえ

4時間まえ

5時間まえ

13時間まえ

15時間まえ

2017/02/20 (月) 23:09

2017/02/19 (日) 22:48

2017/02/19 (日) 01:34

2017/02/19 (日) 00:11

2017/02/18 (土) 21:15

2017/02/18 (土) 21:04

2017/02/17 (金) 15:41

2017/02/17 (金) 15:33

2017/02/17 (金) 15:25

2017/02/17 (金) 15:18

2017/02/17 (金) 15:13

新規作成

4時間まえ

5時間まえ

13時間まえ

15時間まえ

2017/02/20 (月) 23:09

2017/02/19 (日) 22:48

2017/02/19 (日) 01:34

2017/02/19 (日) 00:11

2017/02/18 (土) 21:04

2017/02/17 (金) 15:41

Wikiランキング
DBZ ドッカンバトル攻略Wikiまとめ【ドラゴンボールZドカバト】
白猫プロジェクトwiki【白猫攻略wiki】
チェインクロニクル攻略・交流Wiki チェンクロ3
4 【速報】ミラクルニキ攻略アンテナ
5 アイマス デレステ攻略まとめwiki【アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ】
6 オルサガ攻略Wikiまとめ【オルタンシア・サーガ-蒼の騎士団-】
7 ドラクエモンスターズ スーパーライト非公式wiki【DQMSL攻略】
8 消滅都市2 攻略まとめWiki
9 ジョジョの奇妙な冒険 スターダストシューターズ攻略Wiki【ジョジョSS】
10 メルクストーリア - 癒術士と鈴のしらべ -攻略Wiki【メルスト攻略】
注目記事
ポケモンGO バンギラス 技 ポケモンGO
崩壊3rd リセマラ おすすめランキング 崩壊3rd
白猫プロジェクト マヤ 評価 白猫プロジェクト
ファイアーエムブレムヒーローズ リセマラ ランキング ファイアーエムブレムヒーローズ
陰陽師 リセマラ 陰陽師
パワプロ 査定 育成論 パワプロアプリ
モンスト LINE掲示板 モンスト
デュエルリンクス 海馬レベル40 周回 遊戯王デュエルリンクス
ドッカンバトル おすすめキャラ・評価 ドラゴンボールZドッカンバトル
ダイヤモンドレコーズ リセマラ ジョジョDR
ページ編集 トップへ