幻魔特区スザクⅠ Story

 
最終更新日時:
白猫ストーリー
黒猫ストーリー

開催期間:7/14 16:00 ~ 9/20 15:59


目次

プロローグ
Story1 初級 華の中にあれ
Story2 中級 其は白より出し
Story3 上級 いびつなる希望
Story4 幻魔級 其は機械より出し
最終話 黒牙級 我と共に挑め



story0 プロローグ


王都ウィリトナで出土した、「とある発堀品」の情報を受けて、君とウィズはバロンの元へやって来た。
話によれば、見たことのない素材で出来た、用途不明の四角い箱らしい。

「怪しい箱を調べて欲しい、だなんて……なんだか物騒な事が待ってそうだにゃ?」
でも、ただ調べるだけだし、大丈夫だよ。と君は返す。


「おお、来たか。すまんな呼び出してしまって……
 見てもらいたいのはこいつだ。」

ギルドに着いた君にバロンが渡してきたのは、聞くいていた通りの謎の箱。
ただ、その大きさはほぼ掌に収まるほどで、君の想像とは少し違っていた。

「似たようなものをどこかで見たことはないか?コレは何か新しい発見のような気がしてな。」
バロンはワクワクしながら君の返答を待っている。

だが、君はこの箱が何なのかわからない。
とりあえず、君は表面の突起物を押してみた。

すると突然箱が震え、ほんの少しだけ魔力が吸い取られる感覚……。
君はとっさに箱から手を離そうとするが、何故か箱は手に吸い付いて離れない!



『ようこそ、スザクロッド統治域へ。あなたの来訪を歓迎します。』
さらに、その箱は突然そう喋り始めた!

「なんだ!? おい、大丈――。」
「にゃっ!?」
と、次の瞬間君の姿は謎の箱とウィズを巻き込みその場から消える。

「なっ……!? い、いったい何が……
 おい!お前たち、どこへ行った!返事をしろ!!」
突然の出来事に焦るバロンの声は、既に君には聞こえていない。


『ようこそ、スザクロッド統冶域へ。あなたの来訪を歓迎します。』
君の耳には、雑音混じりの女性の声だけが響いていた。



story1 初級 華の中にあれ


目の前には、見たこともない景色が広がっていた。
地平の果てまで続く平原には、朽ち果てた高度な文明の跡と――

「あ、あの塔みたいなのはなんにゃ……?」



雲を、空を突き抜けてそびえ立つ、あり得ないほどに高い「何か」。

君とウィズは、ポカンと口を開いたままそれを見上げている。
「いったい……何をどうすればあんなものが作れるんだにゃ……。」
想像を超えた建造物を目の当たりにして、君たちが呆然としていると――。



「ロッドはヒトが作ったんじゃなくて、落ちてきたモンだろ。」
聞こえてきた声に振り返ると、そこにはひとりの少年と、―匹の犬。

ロッド?と君が繰り返すと、その少年は巨大な塔のような物体を指さす。
「アレだよ。ウチの街は333号ロッドで……って、ホントに知らないのかお前。名前は?」
聞かれ、君は自分の名前を彼に伝える。

「俺はキワム。よろしくな。コイツはクロ、俺のペットな。
でもよ、ロッドなんて――特にスザクロッドなんてどっからでも見えるだろ。お前、出身は?」

そういえば、と君は手にした箱を彼に見せる。
この世界に来たのはこの箱が原因だった。



「あ、それなら俺も待ってるぜ。フォナーだろ?」
『ワン!』

クロかひと声鳴くと、キワムの持っている箱に「よろしくな」という文字が出る。
どうやら、キワムの持っている箱――「フォナー」は、クロの言葉を翻訳してくれるらしい。

「このへん、最近物騒だからさ。俺の街までは連れてってやるよ。
しっかしガーディアンが出せる奴はいいなぁ……俺は出せないからさぁ……うらやましいよ……。」
ガーディアンって何のこと?と聞く前に、キワムはクロと先に歩いて行ってしまう。


「……今はキワムに付いていったほうがいいかもにゃ。」
ウィズの言葉に君は頷き、キワムの後を追う。

行く先には天を貫く、ロッドと呼ばれる謎の塔。
この世界のことは、まだわかりそうにない。


 ***



「お前、大丈夫か?怪我とかしてないか……?」
キワムを守りながら塔へと着いた君たちに、彼は心配そうな表情で声をかけてきた。

「そういえばお前、魔法みたいなの使ってたけど、いつもああやって戦ってるのか?」
キワムの言葉に君はうなずく。
コレ以外の戦い方を知らない、とも付け加えて。

「もしかして、それがお前のガーディアンっていうか、ウィズの力なのか?ホント変わってるな、お前。」
「えっへん!」

君は、胸を張るウィズを見ながら苦笑する。
道中、君はウィズが戦っていたことを問いただざれ、咄嗟に自分のガーディアンだとして紹介した。

どうやらガーディアンというものはヒトの言葉を喋るらしく、キワムはそれで納得してくれた。
ふと、君はウィズにじゃれつく小さな犬――クロのことが気になった。



「クロはキワムのガーディアンじゃないのかにゃ?」
「こいつはただの犬だって。見てわかるだろ?2、3年前に拾ったんだ。」

言いながら、舌を出して笑うクロをキワムは抱き上げる。
彼の言うとおり、君にもただの犬にしか見えなかった。 

「俺は生まれつきガーディアンが出せなくてさ……そのせいで邪魔者扱いさ。」
少し寂しそうにキワムは言う。
ただ、彼は自分のことを悲観してはいないようだった。

「ただ、俺の友達――スミオとヤチヨのガーディアンは凄いぜ!あとで見せてもらえよ。
あいつらのガーディアンはノイズとシキって言ってさ、二人に似ていい奴なんだ。それで――。」

キワムの話を聞きながら、君は苦笑する。
――と、その時。



「キワム!」
「おー、スミオとヤチヨじゃん。丁度よかった、こいつにノイズとシキ見せてやってくれよ。」
「それどころじゃないっての、馬鹿!早くこっちに来なさい!」

ただならない雰囲気に、君は自然と身構える。
もしかして自分は歓迎されてないのでは――そう考えた時だった。



『アンタもよ、うすらとんかち!そこに居たら私が全力出せないじゃないのよ!』
『退避されたし。拒否した場合我々は、被害についての不平不満を受け付けない。』

「なっ、なんにゃこいつら!!」
妖精に似た小さな生き物と、同じくらいの金属質の飛斤物体が君たちを急かす。
「シキとノイズじゃん、どうしたんだよそんなに慌てて……!」

君はキワムが少し前に話した内容を思い出す。たしか彼らはスミオとヤチヨのガーディアンだったはずだ。
だが、その一瞬の思案が君の足を止めてしまった。周囲には敵意を持った魔物が集まり始めている。

  ヤチヨ  
「ああもう言わんこっちゃない!うすらとんかちねほんと!!」

  ノイズ  
『敵性勢力の接近を確認。退避不可、ガーディアンによる共闘を進言する。』

  スミオ  
「というわけだ、頼むぜヨソもん!」


「っていうかこの人信用していいの?そもそも敵の可能性は……?」
「そんなら俺が真っ先にやられてんだろー。頑張れーみんなー。」
「ったく……戦力外は楽でいいわね……行くわよシキ!」
『はいな!』
シキの返事と同時に、ヤチヨは首にかけた機械を耳に当てる。


「花開け、我が心に咲く赤い果実よ!“インフローレ”!」


『さて……暴れようかの。』
短い詠唱の後に現れたのは、荘厳な衣装に身を包んだ、超然とした女性。



「来い、ノイズ!
我が心を貫き出でよ、雷牙の機神!“エクスマキナ”!」


『All enegy lines connected. I'm all set up here.』
……そして、軋みながら立ち上がる巨大な機械人形!




2体とも、魔力に似たとてつもない力を内包している。
君は、ここまでの強い力を見たことが無い……!
「この子たち……何者なんだにゃ……!?」

「くっちゃべってるヒマはねえぜ、ヨソもん!」
「来るわ!」


 ***


「あらかた片付いたかな、これで。歯ごたえねエ連中だったなぁ。」
「歯ごたえある連中だったらビビって逃げるくせに。調子いいんだから……。」

戦いを終えた2休のガーディアンも、先程までの可愛らしい姿へと戻っている。




「お前ら大丈夫か、怪我とかしてないか?」
「キワムは心配性なんだよ、あの程度じゃノイズにゃ傷ひとつつかないぜ?」
「スミオの言うとおり、ガーディアンが居ない自分のことを心配してよね。キワムこそ怪我はない?」
「俺は大丈夫だけどさ……心配なのは心配なんだよ……。」

しょんぼりとするキワムの傍らでは、クロも同じようにしょんぼりとしている。
その光景がおかしくて、君は思わずふっと笑ってしまった。



「そういやお前のガーディアンって、その猫なのか?」
「そうにゃ、私がガーディアンのウィズにゃ!魔法みたいな力を使えるにゃ、よろしくにゃ!」
君が言葉を発するヒマもなく、ウィズはアッサリと自己紹介を終える。
「ヘー、シキと違ってずいぶん素直な子ね。よろしくねウィズちゃん。」
「こちらこそよろしくにゃ!」



『はいはいそこまで!ヤチヨ、私はアンタの一面でもあるんだから、自分を自分で否定しないでくれる?
それにウィズ、アンタも調子に乗らないでよね!ヤチヨは私の物なんだから!』
「別に調子に乗ってるつもりは無いにゃ。シキはもっと冷静に物事を見たほうがいいにゃ?」
『にゃ、にゃにおう……言わせておけばぁ!待ちなさいウィズーー!!』
「にゃはは!捕まらないにゃ!」
『ゥワン!!ワンワン!』

すっかりと打ち解けている様子のウィズとシキ。
それにじゃれつくクロも混ざり大騒ぎになってきた。

ふと、君はその大騒ぎの中にノイズが居ないことに気付く。
君はスミオにその居場所を聞いてみることにした。


「ああ、ちょっと待ってくれ。アイツは気まぐれでさぁ……。」
スミオはそう愚痴を言いながら、手にした機械を操作し、ノイズの場所を探った。
「……あっちだ、行ってみよう。あいつ、何か見つけたみたいだ。」

君とスミオは大騒ぎする皆から離れ、ノイズが居る場所へと急ぐ。
そこには――。


「う……ん……。」
見知らぬ少女がひとり、倒れていた。  


story2 中級 其は白より出し


君たちは、先ほど見つけた少女を街唯一の小さな病院へ運ぶことにした。

「ん……うぅ……。」

「おおおおおいこれだいじょうぶなのかおいこれ!苦しそうだけど!なあ!」
慌てるキワムを完全に無視しながら、医師は少女を淡々と診察していく。

「けっけけけ怪我とか大丈夫なのか!?熱とか無いのか!?心臓動いているのか!?」
「だーかーら、アンタは心配しすぎたっての!」
「だ、だって、もしすげえ病気だったり、大怪我してたりしたら大変だろ!?
大丈夫なのか!?ちゃんと生きてるか!?」

  医師   
「うるさいな……静かにできんのかお前は。」

診察を終えた医師は一度ため息をつくと、キワムにしかめっ目をしながら静かにこう続ける。

「大丈夫、きちんと心臓は止まっとるよ。」
「そうか!きちんと心臓は止まって……?は?」
「この子には脈拍も、血圧も、心臓の鼓動もない。そもそもこの子は人間なのか?」
と、そこまで医師が言った時だった。

「こ、これはどういうことにゃ……!?」
『ンギイィィ……!!』


ドロドロと女の子の姿が崩れ、突如としてその場所に妙な人形が現れたのだ。
『ギギ ギ ギ!!』

  スミオ  
「うわっ!?」

その人形は風のように診察室を駆け抜け、
目にも留まらぬ速度で病院の外へと抜け出てしまった。

「ノイズ!!」
『了解。』

スミオの命令に短く返事を返し、ノイズは素早く人形を追いかけ始める。
そして、それを合図にしたかのように――。



街の中心にある巨大な塔――ロッドが、黒い煙を吹いた。


 ***


  キワム  
「これ……どうなってんだよ……!」

眼前に広がるのは、少し前まで平和だった
ロッド周辺が見る陰も無いほどに破壊された光景……。

  スミオ  
「……最近魔物が増えてきてたのは、これの予兆だったってことか?」

  ヤチヨ  
「悠長なこと言ってないで、この犯人を探さないといけないでしょ!?」

  キワム  
「……そうだな。なあ、そういえばさっきの人形!アレって何だったんだよ?」

  スミオ  
「俺もそれが気になってた。
行こう、あっちに逃げていったはず……!」

スミオの言葉に、君たちはうなずく。
瓦礫を避け、向かったその先には――。




「くっ……多勢に無勢だな………」
「………ッ!」

物々しい空気を纏う集団と、それに襲われている二人――。
そのひとりは、あの人形が化けていた人物に酷似している。



「333号ロッドの自警団トキオよ。
大人しくその娘を渡せ、貴様も死にたくは無いだろう?」

「断る。ロッドを析られた時点で貴様との交渉は既に成り立たん。
貴様……ヴィルゴとか言ったか。お前たちの目的はなんだ?」

「貴様がその娘をこちらに渡すのなら答えてやっても良い。
少し待つぞ、どちらか選べ。その娘を渡すか、死ぬか。」


瓦礫に隠れなから、君たちは遠巻きにトキオとヴィルゴのやり取りを見ていた。

「トキオ兄ちゃんが相手してる奴は誰だ……?見たこと無い装備だぞ。」
「そんなこと言ってる場合!?はやくトキオさんを助けないと……!」

「あのトキオって人は……?自警団って……?」
「このロッドに魔物が近寄らないように守ってくれてるの。昔からずっと。」
「もうすぐ俺たちも自警団に入れてくれるって話だったんだけど……こんな様子じゃ……。」

ヤチヨとスミオの話を聞きながら、君はトキオに加勢しようと身を乗り出す。
だが、ふとその時君はキワムが近くに居ないことに気づいた。

咄嗟に君が周囲を確認すると、キワムは呆然とした様子でトキオに近づいて行っている……!


  キワム  
トキオさん……ど、どういうことなんだよ。
これは、いったい……!?

「……なんだ、まだ生き残りが居たか。」
ヴィルゴはそうつぶやくと、舌打ちを交えて銃口をキワムに向けた!

  トキオ  
「チッ……!“エクスアルバ"!!」



走り始めた君よりも早く、トキオはヴィルゴとキワムの間に割って入る。
そして――!

もうもうと舞う土煙が晴れると、そこにはバラバラになったトキオのガーディアンと、倒れ伏すキワムの姿。
だが、トキオのガーディアンは体を紫の炎で繋ぎあわせ、すぐに臨戦態勢へと移行する。



「と、トキオさん……ご、ごめんなさい、俺……!!」
「話は後でたっぷり聞く。今は――。こいつを叩くのが先だ。」

君は二人に走り寄ると、加勢する、とだけ言って、魔力を手に込める。

  スミオ  
「トキオ兄ちゃん!」
スミオとヤチヨも君に追いつき、ガーディアンを展開した。

「と、トキオさん、俺……!」
「お前は足手まといだ、クロと一緒に隠れてろ。」
トキオはキワムを見ずにそう言うと、君に向かって向き直る。

「……お前はスミオとヤチヨの知り合いか?何にせよ……加勢、感謝する。」
彼はそう言うなり、体に纏ったガーディアンから紫色の炎を大きく噴出させる。
それを察知したのか、ヴィルゴは携えた銃にエネルギーを充填し始めた……。

「来るぞ!」


 ***

 BOSS ヴィルゴ

 ***


君たちの攻撃が功を奏したのか、ヴィルゴの鎧からは火花と煙が上がり始めていた。

「チッ、モロい装備だな、まったく……!これだからガーディアンは……!」
捨て台詞を残しながら、ヴィルゴは手にした銃を捨てると、背を向けて逃げていく。


「待ちやがれ!」
その背中をスミオが追おうとするが、その行く手をトキオが阻んだ。

「もういい、追うな。」
「なんでだよ兄ちゃん!やられっぱなしでいいのかよ!!」
「いいんだ。どうせもうこのロッドは機能しない。」
「そんな……。」
力なく座り込むスミオを慰めるように、ノイズが肩の周囲を旋回する。
「……辛いだろうが、俺達は住む場所を変えるしか無いんだ、諦めろ。」

「ロッドって……一体どんな役割を果たしてたんだにゃ?」
「生活に関わる一切だ。水も、モノを動かす魔力も、すべてここから生み出されている。
……今はもう、それを欲する人間は、このロッドでは俺たちだけになってしまったがな。
……ところで、お前と――そこの女の子。貴様達は何者なんだ?」

物憂げな表情から一転して、トキオは厳しい追及の目を君と謎の少女へ向ける。
まず君は、自分が『ロッドのない場所』から来たことと、ウィズが自分のガーディアンであることを告げた。

「……なるほど、君の戦い方が特殊なのもそのせいか。まあいい……次は、君だ。」

「わ、私は……。」
いつの間にか、彼女の隣には病院から逃げ出した例の人形が浮いている。



「私は……アッカ。逃げてきたの……『収穫者』たちから。」
「『収穫者』?なんだそれは。」
彼の言葉に、アッカは一瞬表情を曇らせた。

「ロッドを……すべてのロッドを折ろうとしているヒトたち。
私、逃げてきたの。そこから。」


story3 上級 いびつなる希望


アッカから聞くことが出来たのは。ロッドを狙う「収穫者」という者達の存在だった。

彼らは世界中にあるロッドをすべて破壊することを目的としているらしく……。
その最初の標的として選ばれたのが、キワムたちの住む「第333号ロッド」だった、ということらしい。

「……それで、君が逃げてきた理由を聞かせてくれるか?」
「ロッドを壊すのってすっごく大変なの。ロッカにもすごく無理させなきゃいけないし。
それに、スザク大ロッドを折るのはもっと大変だと思うからさ。」

『キシシシ……。』
アッカの言葉に、そのガーディアンであるロッカも笑って同意を示す。

「だからね、逃げて来ちゃった。」
「ど、どういうこと……?なんか微妙に物騒な単語出てきたけどさ……。」
「うん。私、スサク大ロッドを壊すために作られたんだけど……それが嫌で逃げて来ちゃった。」
「待て、スサク大ロッドを壊すだと?お前一体……!」

アッカの言葉に、皆がざわつく。なぜなら……。
それは、今から君たちが「ロッドが破壊された」という報告をするために。向かう場所でもあったからだ。

そして、その気付きとほぼ同時に列車が急激に速度を増す。

「な、なんだよ急に……!?いったい何が……。」
「……嫌な予感が当たったみたいね。廊下にも車内にも、敵がわんさかいるわ。
『ったくもぉぉ……なんなのよ今日は!』
悪態をつくシキの頭に、トキオはそっと手を置き撫でる。

「お前とノイズはアッカを頼む。ここはお前たちに任せたぞ。」
彼はそう言うと、君に向き直り鋭い視線を向けてくる。

「……おい、黒猫の。お前は俺と、屋根伝いに先頭車両へ行くぞ。」
「ま、待ってほしいにゃ!こんなスピードの出てる場所で、しかも外で戦うだなんて……。」
慌てるウィズだが、トキオはそれを全く意に介していない様子だ。

「時間がない、このまま突き進めば、事故は避けられん、俺とお前で止めるんだ。
……いいな。」
鋭い彼の視線に、君は一瞬迷うが、すぐに力強くうなずく。

「行くぞ、グレイ。」
続けて、トキオは腕に巻き付く骨の蛇に向かって話しかけた。
返事の代わりに、グレイはカラカラと音を立てる。

「……我か心から這い出でよ、月白の蛇骨!“エクスアルバ”!」

声に合わせ、彼の腕に巻き付いていた骨の蛇が紫色の炎に包まれる。
次の瞬間には、6つ耳の巨大な蛇耳のガーディアンヘと姿を変えていた。

「頬むぞグレイ。さあ行くぞ、黒猫の!」
体にぶちあたる風を引き裂きなから、君とトキオは走った。


 ***


「もうじき先頭車両だ、大丈夫か、黒描の!」

君は風に逆らいながら、なんとか前に進みつつトキオに頷く。
懐から顔を出したウィズも、強烈な向かい風に顔をしかめていた。

「でも、こんな大きなものどうやって止めるにゃ!?」
「動力を止めれば列車は止まる!そのためには……!」

と、言葉を止めたトキオの視線の先に、黒い影が3つ。

キウムたちの故郷のロッドを襲た、ヴィルゴという機械に身を包んだ男。
そして、眼鏡をかけた長髪の女性。さらにその背後にも、得体の知れない男がひとり居た。

「……貴様達が『収穫者』とやらか。列車を止めさせてもらうぞ。」
「そうはいきません。あなた方にはここで「終わって」頂きます。
ヴィルゴ、これを。」

言いながら、長髪の女性は、ヴィルゴに何かコインのようなものを手渡した。

「フフ……これで私もガーディアンが使えるということですな、トキモリ女史。」
「……さあ、それはどうかしら。」
トキモリと呼ばれた女性は、そう言うと静かにヴィルゴから離れていき、そして――。

「なっ……!と、飛び降りただと!?」

そう、トキモリは飛び降りたのだ。凄まじい速度で走る列車から。
だが、驚く君とトキオに対し、ヴィルゴは嫌に冷静につぶやく。

「……貴様たちには煮え湯を飲まされたからな。たっぷりお返しをさせていただこう!」

瞬間、黒いオーラが彼の持つコインからあふれた。
そのオーラをひと目見た瞬間、君の背筋に一瞬冷たいものが走る。
あれは、良くないものだ。君の魔法使いとしての直感がそう告げている。

しかし、それをトキオたちに告げようとした時。
ふと背後から誰かの声が聞こえてきた。

君が振り返ると、そこには……!

「お、おーーい!大丈夫かー!?」
「き、キワム、どうしてここに……!?」

君は強風に腰が引けているキワムを、なんとか助け起こす。
彼は服の内側にクロを隠していたようで、クロは立ち上がったキワムの懐からびょこんと顔を出した。
「お前たちが心配で……あっちはどうにか片付いたから。」

「おい、おしゃべりは終わりだ。……奴の様子が変だぞ。」
トキオの声にハッと君は振り返る。その先では、何故かヴィルゴが苦しみに悶えていた。


「……く、あ……は、話が進うではないか……こんな……!
あああ……食われる……!!私が、私が……!」

ヴィルゴの悲痛な叫びと共に、黒いオーラか爆発的にコインから溢れ出る!
そして――!



『ロォォォオオォ……!!』
人外のモノに成り果てたヴィルゴが、そこにいた。


「あのコインが原因なのか?一体なにが……。」
「考えるのは後にゃ。……今は、降りかかる火の粉を払うことだけを考えるにゃ!」

唸りながら、ヴィルゴは君たちへと敵意に満ちた視線を向けてくる。

『ロォォォ……!!』
「来るにゃ!」

 ***

 BOSS 

 ***


『グオオ……!!』

「ぐあっ!?」
「トキオさん!」

瀕死のヴィルゴの一撃は、トキオをガーディアンごと後部車両へと吹き飛ばした。
なんとかトキオは無事のようだが、これ以上の戦闘は恐らく望めないだろう。
そして君も同様、慣れない場所での戦いで、大きく体力を削られていた。

『グオオォ……オォ……!』

もう一撃が、足りない……!
「スミオたちに、助けを呼びにいくかにゃ……?」

ウィズの言葉に、君は首を横に振る。目的地である大ロッドは既に目前に迫っている。
恐らくスミオやヤチヨを呼びに行く時間は無いだろう。
それに、今ここを離れれば、キワムとクロを危険に晒してしまう。
君はキワムをかばうように、咄嗟にヴィルゴの前に立ちはだかった。

「ご、ごめん、俺がこんな所まで来なきゃ……!」
「今はそんなこと言ってる場合じゃないにゃ!……とにかく、考えるにゃ。
どうすれば、コイツと列車をとめられるか……!」

だが、そうしている間にも、ヴィルゴは君たちへと一歩一歩近づいてくる……!
諦めるしか無いのか……と、君は膝を折りそうになる。
その時。ふと、君の背中からキワムの言葉が聞こえてきた。

「俺が、戦えれば………
俺に、戦う力があったら……みんなみたいに、みんなみたいに……!!」

恨みや憎しみとも取れる、自分の無力を嘆くキワムの言葉。
そして、それと同時だった。
君の背後に、寒気を伴った強烈な殺気が大きく立ち上がったのは。

「な……!?」



『グオー―ガッ……!?』

その殺気の塊は、背後から君の肩越しにヴィルゴを一瞬で「噛みちぎる」と――。
走る列車から、勢い良くそれを吐き捨てた。

死戦は予期せぬ形で終わり、あとには列車の走る音だけが残される……。
振り返れば、そこにはクロを抱きかかえたキワムの姿。

  ウィズ  
「……今のは……?」

  キワム  
「な、何が……起きたんだ……?」


「……立て、黒猫の。当座の脅威は去った。列車を止めるぞ。」
君は唖然としているキワムを置いて、先頭車両へと進むトキオを追いかける。

「待つにゃトキオ、今のは一体……!?」
「わからん。だが――。
『アレ』はヴィルゴが怪物になった時の『黒いオーラ』と……よく似ていた気がする。」

君が背中で感じた、強烈な殺気。そして、『収穫者』という者達の影……。
様々な謎を抱えたまま、君たちは目的地へと到着する。

『スザク大ロッドへ……。』


story4 幻魔級 其は機械より出し



「それにしても……大きなロッドにゃ……。」

トルリッカのギルドを100軒詰め込んでも、横幅に足りるかどうか解らないほど巨大な塔。
訳の分からないほどに巨大な「スザク大ロッド」を目の前にし、キミとウィズは口を開けたまま空を見上げた。

「あの塔の内部に、ここら一帯のロッドを管理する中央本部がある。
俺はこれまでの事件をそのまま中央本部へと報告する。お前たちは体を休めておけ。」
トキオはそう言うと、そっと君へと耳打ちをしてくる。



「……すまんがキワムとアッカを頼む。スミオやヤチヨには荷が重い。」
「……どういうことにゃ?」
聞き返すウィズに、トキオは少しだけ苦しそうな表情をする。
「あいつらはキワムの友達だ……わかってくれ。」

君は、その言葉でトキオが列車の上で言っていたことを思い出す。
ヴィルゴを噛み殺した黒い影……ソレを見て、トキオはこう言っていた。
「「アレ」はヴィルゴが怪物になった時の「黒いオーラ」と……よく似ていた気がする。」
つまり、キウムたちをスミオとヤチヨが疑ってしまうような状況は避けたい、ということだろう。
それを察した君は、トキオに向かって小さくうなずいた。

「お前は実力がある。アッカが何か良からぬ事をしても止められるだろう。
スミオたちは脳天気すぎてな……アッカを任せられるのはお前しかいない。頼んだぞ。」
トキオは、そう言い残すと大ロッドの方角へと歩いて行ってしまった。

それを確認して、君はスミオたちの待つ場所へ向かう。


「んじゃ、俺らも行こうぜ。腹減っちまったよ!」
「ちょっと待ちなさいよスミオ!まったく、脳天気なんだから……。
ほら、キワムもアッカも行くわよ。……どうしたのよ、暗い顔して。」
「あ、ああ……ごめん。俺、なんか食欲なくて。」

列車を降りてから、キワムは急に元気をなくしていた。
足元にじゃれつくクロにも目を合わせず、どことなく避けているようにも見える。

「私もここにいるよ。スザク大ロッドにはなるべく近寄らないほうがいい気がするし。」
にしし、と笑いながら、アッカは君に流し目を送る。
あんまり茶化さないで欲しいな、と言いながら、君はアッカに苦笑を返した。

「じゃあ、あなたとウィズちゃんはどうする?」
「私達もキワムとアッカと一緒にいるにゃ。」
「そう……じゃあ、何か食べる物でも買ってくるから。後で落ち合いましょう。」
「はーい!」

ヤチヨとスミオの二人を見送りながら、君は元気のないキワムヘ声をかけた。


「……俺は、大丈夫だから。放っておいてくれよ。」
そろ言うと、彼はフイとそっぽを向いて歩き出してしまう。

「……追いかけなくていいの?」
アッカの言葉に、君は苦笑を返してキワムを追いかける。


 ***


「スザク大ロッド」――巨大な塔に見下ろされた街。
見上げれば遥か空の向こうまで続くその塔に、君は漠然とした不安を感じていた。


「――ッ、ついてくんなよ!お前なんなんだよ、一体!」
『ヒャンッ……!』
キワムに近づこうとしたクロは、彼の一喝で小さく後ずさる。

その様子を見ていたアッカは、クロに近寄るとその体をそっと抱き上げた。
「キワム、クロをいじめたらダメだよ?」
「……いじめてるつもりなんかねぇよ。怖いんだ、単純に。
そいつは、そいつは、列車の上で……敵を……。」

キワムの言葉で、君の中で一本の線がつながる。
あの時君が背中で感じた暴力的な殺気は、クロが発したものだったのだ。
得体の知れない生き物――おそらく、キワムはクロのことをそう感じているのだろう。

長く一緒に過ごしてきた、家族のような存在が、魔物だった……。
それは、恐らくキワムにとって大きなショックだったに違いない。

「ずっと一緒に過ごしてきたのに、あんなバケモンだったなんて……。
そんなの、受け入れられるワケないだろ……?」

だが、そんなキワムに対して、アッカはクロを抱いたまま、あっけらかんとこう返した。

「化け物だっていいじゃない。ね?」
『ギシシシシ……。』
下品な笑い声を上げるロッカをクロと一緒に抱きしめながら、アッカは続ける。
まるで、自分に言い聞かせるかのように。

「……この子は、怪物になってでもキワムを守りたかったんじゃないかな。
だからさ、一緒に歩いてあげてよ。二人はいつも一緒だったんでしょ?」
そう言い、アッカは抱きしめていたクロをキワムに差し出す。

――だが、その時だった。

ぶわん、と風の舞う音とともに、アッカの体が消える。
その拍子で、彼女の手にしていたクロは宙に投げ出されてしまった。

「なっ――!?うおっ!」
キワムは驚きながらも、なんとかクロをキャッチする。

「上にゃ!」
ウィズの言葉に、君とキワムが空を見げると、そこには――。



「ヴィルゴは失敗したようですね。『実』を与えたというのに……使えない。」
「お前……列車の上にいた……」

そう、ヴィルゴを変貌させた張本人、トキモリがそこにはいた。
彼女はアッカを抱えたまま、宙に浮かんでいる……!

「とりあえず、この娘は頂いて帰ります。全く……手をかけさせてくれましたね。」
「お前――!」
「おっと、動かないほうが賢明ですよ。足や手を失いたくないのならね。」

トキモリの言葉にハッと気づいた時には、君たちの手や足に見えない糸が結ばれていた。
それは鋭い切れ味を持つようで、糸の触れる場所の服が薄く切り裂かれている。

君が悔しさに歯を軋らせ、トキモリをもう一度見上げた時――。

『ギシシシシ……。』
聞き覚えのある笑い声が、アッカの口から漏れてきた。



「……まさか、こいつ――!」
『アーッハハハハハハ!!!』



怪物と化したアッカは、鋭いツメを振り回し、見えない糸を切り刻む。
さらにその怪物は口からさらにアッカを吐き出すと、彼女を抱きかかえるようにして着地した。


「ど、どっちかどっちにゃ……!?」
「私が本物のアッカ。それでこれが私のガーディアン、ロッカ――“トイボア”よ♪」

そして、アッカはキウムを見つめると、諭すようにこう続ける。

「怪物でもいいじゃない。あなたの願いにこの子は応えたんだから。」
「ねがい……?」
「数年前、友達が欲しいと願った時に、あなたの隣に現れて……。
少し前、戦う力が欲しいと願った時には、怪物になってあなたを助けた。
あなたはそれに、応えてあげなくちゃね。」

何もかも見透かすようなアッカの言葉に、キワムはふと抱いたクロを見つめる。
彼のポケットにある箱が光り、キワムは思わずそれに浮かんだ文字を読み上げた。


「アウデアムス……“共に挑め”……!」



瞬間、クロの体が膨張し、あの時列車で感じた強烈な殺気が辺りを包む!

「……これは、予想外ですわね。ベイト!」
トキモリの叫びと共に、空から黒ずくめの男が降ってくる。



列車で見かけたその男が、一度コートをはためかせた次の瞬間――!
トキモリに覆いかぶさるように、巨大な人の上半身が生まれる。


「本気で行かせてもらうわ。」

彼女の手には、ヴィルゴを変貌させたコインが光っていた。
だが、キワムは怖じること無く、手にした光る箱を構え、トキモリに向き直る。

「……行くぞ、クロ。俺はあいつをやっつけたいんだ。」
その背後には、変わり果て殺気を振りまくクロの姿がある。だが、彼の目は前だけを向いていた。



「力を耳してくれ、クロ――いや……!
 “アウデアムス”!!」


 ***

 BOSS トキモリ

 ***


『グォォォアアアアア!!』
「くっ……力押しで負けるなんて……!」

クロの圧倒的な力と、君とアッカのサポートも加わり、トキモリはほぼ防戦一方だった。
背後に浮かんでいたベイトというガーディアンも、既に人型へと戻っている。

「……アンタには聞きたいことが山ほどある。あのコインのこと、そして「収穫者」のこと。」
今までとは打って変わって、キワムの表情は深い恨みに似た感情に染まっている。
まるで、キワムの心がクロの殺気に呑まれたかのように君には見えた。
「全部、話してもらうぞ。」

「……そうね。ひとつ位なら答えてあげてもいいですわ。
このコインは、ガーディアンを攻撃的な性質に変化させるもの。
当然、ただの人間には扱えない。人間か使えば、これは身を蝕む毒となるのよ。」
「ん……?と、どういうことにゃ……?」
「ヴィルゴはただの人間だったってことよ。多少体は改造していたみたいだけれど……」

「ここで質問タイムは終わり。言ったでしょ?あなたたちは、ここで「終わって」頂きます。」
ニヤリ、と笑うトキモリ。その視線の先――立ち並ぶ建造物郡の上に、君は誰かが立っているのに気がついた。

そして、次の瞬間!

爆音と共に、その影はキウムを襲撃する。
だが――!

君はその影がキワムへと衝突する寸前に魔法を放ち、その軌道を変えた!
影はそのままの勢いでトキモリのすぐ横の壁をぶち抜くと、その奥で止まった。

「な、なんだ……!?」
「距離を取るにゃ!アレは、ヤバイにゃ……!」

ウィズの言葉に、君も同意する。一瞬判断が遅れていたら、キワムが危なかった。
なぜならその影は、ヴィルゴやクロと同じ、強烈な殺気を孕んでいたから……。



「いやァ~~失敬失敬。君らの人数が気に食わなかったもんでさぁ。
3人はイカンだろ3人は。ええ?3は大っ嫌いな数字でなぁ。」
「タモン様、お怪我は……?」

瓦礫を押しのけ現れたタモンと呼ばれた男は、トキモリの言葉にヘラヘラと笑う。

「お怪我するわけないでしも、あんなショボくれた攻撃の一つでさあ。
……で、も前らはなんでトキモリちゃんをいじめてくれてる訳え?

「アッカを連れ去ろうとしたからだろ!大体――。」
「違う違う違う、その娘は俺たちのなの!落し物を取り戻しに来ただーけ!
でもまぁ返してくんないんだったら仕方ないよなぁ、アッカちゃんナシで仕事しないとサ。」

「俺達の仕事……?まさか「収穫者」の――!」
「当たりぃ~!ピンポンピンポーン!」
ウィズの言葉の途中でタモンはそう叫ぶと、両手をブンブン振り回しながら君に詰め寄る。

「アッカが居ないとさぁ、このロッドを『収穫』するのが超大変なんだよ……!
ただしい~、居るのと居ないのとじゃ労力に差が出ちゃうんだよねぇ~。

だから、君らに少しだけ考える猶予をあげよう。
今日の深夜、日付けが代わるまで、その娘を引き渡すかどうかよぉ~っく考えて欲しいんだ。
渡すならここに連れて来て欲しい。渡すつもり無いならそのまま寝てりゃいい!」

明るい口調とは裏腹に、タモンの目は一切笑っていない。
そして、彼はそこから声のトーンをひとつ落として続ける。



「ただ、渡してくれない時は……このロッドの住人みーんながひどい目に遭うから。
それだけは覚悟しといてね♪
それじゃあね、少年たち。またあとで会おう!」

強烈な殺気を振りまきながら、タモンはトキモリを連れて君たちの間を堂々と歩いて行く。

「友達もたくさん、連れておいでね……ククク……ヒャッハハハ……!!」
まるで、勝ち誇ったかのように笑いながら……。


最終話






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