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【白猫】リース・思い出【黒猫】

最終更新日時 :
1人が閲覧中
最終更新者:にゃん
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' CV:
2019/00/00


メインストーリー
飛行島の思い出 
その他関連ストーリー関連キャラ




思い出1



zこーんにーちわー!!

ななーっ!

元気な挨拶ねえ。

びっくりしたわ!

z歌姫のっ!リース!でーす!!

耳元で叫ぶなー!!

ひっくり返るかとおもったわ!

zよろしくねーっ!!

うわー!!

<キャトラは吹っ飛んだ!>

大丈夫、キャトラ……?

目が、目が、目がまわる……

zあらら。

もうちょっと静かにしゃべりなさいよッ!!

zごめんごめん。つい、いつもの調子であいさつしちゃった。

いつもどんなところであいさつしてるのよッ!!

zステージの上だよ!だから元気にあいさつしないとだめなんだよ!

リースさんって、すっごく元気なんですね

元気すぎるんじゃない?ちょっと抑えなさいよ!

z私が元気じゃないと、みんなが元気になれないもん。だから私はいつも元気!

元気なのはわかったから、ちょっとは空気を……

z島のみんなにも元気にあいさつするね!

礼儀正しい人なのね。

それはいいけどねぇ。

zそれじゃあみんな……

え?え?ここから挨拶するの!?

<リースは息を吸い込んだ!>

z よろしくね!!

うるさーいっ!!



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思い出2



zあーあーあーあーあー。

なにしてるの?

zこうやって、声を出す練習をしてるんだよ!

へえ。ちゃんと練習をしているのね。

zそうだよ?毎日研鑽と努力を重ねてるんだよ?

確かに、アンタの歌、さすがにプロって感じだわ。

リースさんの歌、聞いてるとすっごく元気になります。

そうねえ。やってやらーっ!って気になるわねぇ。

zそ、そう……

どうしたの、リース?

zいやあ、あの……みんなが元気になるように、もっと練習しなきゃって。

朝早くから、練習してたもんねぇ。

zこの島は声がよく通るから、練習に熱が入っちゃうんだよ。

大きな声を出すと、気分がいいですもんね!

z空の上だから音を遮るものもないし、爆音や衝撃波もないしね!

……爆音?衝撃波?アンタ、いつもどんなとこで歌ってるわけ?

zにぎやかなところ、かな……?

にぎやか……?なんか、命が危なそうだけど!?

zそんなことより、せっかくだからみんなで練習しよう!

さん、はい!あーあーあーあーあー。

あーあーあーあーあー。

あーあーあーあーあー。

――。

z主人公さん、もっと元気に!



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思い出3



<リースは勇壮な歌を歌いあげた。>

すごいわリース、感動した!

なんだか勇気がでてきました!

zえへへーありがとう。ほめられるとうれしいなぁ。

それにしても、アンタってレパートリー豊富なのね?

z小さいころから歌ってるからねー。オペラにミュージカル、ダンスにバラード……

楽しい曲、悲しい曲、激しい曲、かっこいい曲落ち着く曲……

一人でコンサートができるわねー。

z頭痛に効く歌に、腰痛に効く歌、冷え症に効く歌……

はぁ??

zそういう曲があるんだよー。

リースさんの曲って、いろんな効果があるんですね!

zちょっと歌ってみようか?

ぜひお願いします!

そんな都合のいい歌、あるの?

zじゃあ、目の疲れ、肩こり、胃腸の痛み、肌荒れなどに効く歌から。

さまざまな症状に効くのね!?

<リースの歌声が周囲に響き渡る……>

……胃もたれが、消えた……!?毛づやもよくなったわ!すごい!

ささくれがなくなってる!肌荒れもなおっちゃった!

主人公も、なんか動きが機敏になってる!

zでしょでしょ!よーし、テンションがあがってきたぞー!


***


……か、からだが、からだが……

からだが……なんだか……おどってる……みたい……

けんこうに……なりすぎて……全身が……勝手に動いてるみたい……

zもう一曲、いってみよう!

もういいです!



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思い出4



zすごいよアイリス!私、感動しちゃったよ!なんてきれいで、澄んだ歌声だろう!

あ、ありがとうございます。リースさん……

ふふん、アイリスもなかなかのものでしょ。

……私なんか、リースさんにくらべたら、全然だよ……

zそんなことないよ!そうだ、今度デュエットしよう!

で、でも……わたし、高い音がうまくでなくて……

zそれだったらコツがあるよ!まずいちばん低い声を出してから、だんだん高い音を出すようにしてみて。

はい!

それっぽいわね!

z自分の出せる限界の高さを把握したら、さらにその上を出してみて!

限界をこえるんだよ、やってみよう!


***


……なんだか、高い音が出るようになった気がします!

zその意気その意気!そのうちこんなこともできるようになるよ!

<リースは、ワイングラスを
取り出した。>

zいくよー!

パリン!!

ワイングラスが粉々にっ!?

zアイリスも練習次第で簡単にできるよ!

がんばります!

がんばらなくていい!

z高い音が出れば、戦場でもよく音がひびくからね!

……戦場?

zあっ……

……もしかして、あんたのいってたステージって……

zそうだよ。戦場。私は戦場の歌姫なんだ。

戦場……ねえ。

z私は、戦いに征くみんなのために、歌ってたの、私の歌は――

――戦いのためにあるの。



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思い出5



どうしたのリース、今日は歌わないの?

zちょっとね……考え事してた。

どんなことをですか?

z私の歌は、けがを治せるじゃない?

おかげで、みんな助かってるわね。

z故郷にいたとき、私は歌でみんなを治してたの。戦場に向かうみんなを。

でも、私がけがを治したみんなは、また戦場に征く――

アンタ……

z私は歌うことで、人の強さを引き出すこともできる。

……でも、私が引き出した強さは戦いを終わらせるほどじゃない。戦いがよけい激しくなるだけ。

私は……みんなを救うために歌ってたのかな。

それとも、戦わせるためだけに……

リースさん……

z……私にとっては、戦争は、当たり前のもの。

生まれる前から、戦争が日常、私も戦うのは好き。

……でも、帰ってこない仲間を待ち続けるのは、苦手……

アンタの故郷、ひどいとこなのね。

z否定はしないよ。正直私も、故郷のことを隠してたしね。

でも、ずっと戦争をつづけているなんて……

zそれでも私は、故郷のことが好き。

故郷で過ごした日々も、無駄だなんて思わない。

……でも、私……歌わないほうがよかったのかもね……



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思い出6 (友情覚醒)



z……うわあ、なに、この光……!!

……心の底から、歌が……あふれてくるよ……!

ああ、そうか……私にとって、歌うことは義務なんかじゃない。

z私は……歌が好きなんだ……!

みんなわかってましたよ。リースさんの気持ち。

始終歌ってないと、アンタたらしくないもんねー。

zみんな……

……リースさんの歌は、戦いをかりたてるだけの歌じゃありません。きっと、帰ってこようって、気持ちにさせる歌です。

z……どうして、そう思うの?

もう一度……聞きたいじゃないですか大好きな歌は。

私にとっては、リースさんの歌って、そんな歌です。

救うとか、戦わせるとか、どうでもいーじゃない?アタシたちは、アンタの”歌”が好きよ。

zありがとう、みんな…………わかったっ!よぉぉーっし!!歌うぞー!!

元気になったみたいね?

z朝までうたっちゃうぞー!!

ええーっと……(これ、やばい流れ?)

zみんなーっ!!わたしについてこーいっ!!




コメント (リース・思い出)
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