(ギャラクティカ)・思い出【白猫】

 
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ストーリーまとめ

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リアム・マクラレン CV:梅原裕一郎
伝説に憧れる少年。その歩みはやがて伝説となる。



思い出1


「よう、お待ちかねの俺だ!
さっそく伝説を見せてやるぜ!いくぞ!」

「あらリアムじゃない。丁度良かったわ。」
「なんだ、おしゃべり白毛玉~? ずいぶん気安いな。」
「相変わらすの口の悪さ……! ま一いいわ。雨漏りしてんのよ。ちょっと見てくんない?」
 「大工たぬきさんたちの、手が空かなくて……」
「いいぜお前ら。この俺をキレさせるつもりだな?」
「はい。このトンカチつかって。」
「いいトンカチだな畜生!」

 ***

――雨漏りが直った。

「アタシ伝説を目撃した。」
「煽ってんじゃねえ白毛玉。」
「どうしたのそのでっかい剣。」
「いかしたサーフボードだろ?」
 「これで、サーフィンを……?」

「こんな剣をどーすんのよ。」
「あ~ん? チョチョイッと小石を片づけんのよ。目の前の小石をな。」
「持ち運びが不便ね。」
「待ち合わせには便利だぜ?」
「歩く目印だわ。目立ちすぎじゃない?」
「目立つのは俺の宿命だ。受け入れるぜ。」

(この剣で戦いたい相手がいるということなのだろうか。どんな、怪物と――)
「気になるか? 主人公。だが、どんな相手だろうとな――」

リアムは、剣を振り上げた!

「小石は小石だろうよ。」


思い出2



リアムは、巨大な剣を軽々と構える。

「考えてみりゃ……俺が馴れ合いってのも、珍しいっちゃ珍しいな。
来いよ。」
(スキだらけだ……)

「どぅらああ!!」
踏み込みからー閃。力任せの剛剣が唸る!

「続けていくぜ…… !」
巨大な剣がもちあがり……
ひたすらに重い、一撃…… !

「どうだ?」

地面が穿たれている……!
剣の重みとリアムの筋力だけの威力とは思えない。
ソウルを武器とする、リアムの技……
これを、独学で?

「盗んだんだよ。今では俺のもんだ。
俺が習ったのは、サーフィンだけだ。」

「はぁ……」
リアムは、息を整える。
全身を廻る神気、ソウルの流れに、己をゆだねる。
「――ふう……」
野性のソウルが高まり、リアムの内側で、巨大な渦となった。
「盗まなけりゃあ……」
膨れ上がるソウルが、光を上げて咆哮する!
「今の俺はない……!」
リアムは、巨大な剣を振り下ろす!

「うおおおおお!!」

海は――
一瞬だけ、割れた。



思い出3


「ああ、ムナクソ悪い……!」
「ど一したの?」
「俺にいつも金をせびるビンボー人がいるだろ。」
「ああ、革命家のアイツね。」
「この俺に、革命軍に来ないか、ってよ!」
「嫌なの?」
「ああ嫌だぜ。あいつらは金にならんし、ノリが軽すぎる。
だが、問題はそこじゃねえ。」
 「どうしたんですか?」
「あいつは言いやがった。戻るとこがねえなら、うちに来いってな。」
「戻るとこ?」
「俺には戻るところなんざ、必要ねえってのによ……」
「必要ないってことは……ないと思うけど。」
「伝説に故郷は必要ねえ。」
「こだわるわね。」
「俺が欲しいのは一瞬だけだ。伝説になれれば、それでいい。
だいたいあいつ、言うことがムカつくんだよ。」
「どんなふうに。」
「『お前が稼いで、俺が使う。つり合いがとれてるだろ?』だとよ!」
「ひどいわ……ちょっと同情する。」
「だろ? ……まったく。」
「とかいいつつ、またまた革命家のアイツを助けにいく、リアムなのであった。」
「報酬分は働いてやる。それだけだ。」

 ***

「さあてっと……革命軍の物資を横流ししてたバカは、どうしてやろうかね……」
「ガキ、一つだけ教えといてやる。」
「なんだ、三下。」
「お前ら革命軍のガキどもは、全員……この世を恨んで死ぬ。
ギャヒイッ!!」
「俺をアホどもと一緒にすんな。
「お前らはなあ……売っちゃいけない相手に、喧嘩を売ったんだよ……!
この世で最も恐ろしい……あの国にな……!」
「ほぉう……?」

リアムは、ある名前を口にした。

「お、お前……それをどこで……!」
「……こうやって手伝いをしてやるのはいい。
でもな、俺の翼には、鎖がついてんだよ――
お前は飛べ。俺は――地べたでやることがある。」


思い出4



「アニキ~。どこっすかアニキ~。」
リアム率いる傭兵団の団員、獣人のチャックだ。

「リアムなら屋根の上よ。」
「アラほんとだ。」
 「屋根を見てもらってるんです。」
「アニキもスキっすねえ~。」
「好きでやってんじゃねえ!」
「好きでやってんのかと……」
「デスよねえ。」

「ちゃかしてんじゃねえ。用はなんだ?」
「奴らの所在が割れたっす。コドモを連れてるみたいで。
「……わかった。
「みんなでやっちゃいますか!
「手を出すのは俺だけだ。
「わかりました……でも! ムチャはだめっすよ!

「ブッソウなことをするつもり?
「お礼参りってやつだ。奴らに――罪の教団にな!
「どなたさまだっけ…… ?
「俺の仇だ、こんちくしょう。

罪の教団……白い聖女と呼ばれる存在を崇拝する、謎の教団である。
彼らは子供たちをさらっては、自らの教えを信じ込ませ、忠実な信徒と仕立てていた。

「笑えるよな? 連中、この俺を飼い犬にしようとしたんだ。
(アニキの背中の入れ墨も……連中に入れられたモンたったッスね……)

それだけでも許せねえが。もっと許せねえのは、あんな教えを信じていた――
この俺自身ってやつか?

リアムの左目が、異様な光を放った。

「アンタ、その目どうしたのよ。」
「こっちの目にソウルを集中させてんだよ。」
「すると……!?」
「カッコよさが増すんですねアニキ!」

「こうすっとソウルが見えるんだよ!」
「それになんの意味があんの?」
「遠くの敵や、暗いところにいる敵、壁の向こうの敵の位置も一目瞭然なんだよ!」
「両目でやったらいいのに……」
「確かに……」
「フツーのものが見えにくいんだよ!」

「きっとカッコよさ優先っすね。」
「リアムのことだしね。」
「ぶっとばすぞお前ら。まーいい。俺はまたヤボ用だ。」

「アニキ……!」
「大丈夫だ。今回は……一人でいい。相手も一人なんだろ?」
「そうらしいツス……でも……!」
「だったら俺の相棒は、コイツで十分だ。」
リアムは、巨剣をかついだ。

「それにな……そいつは俺の、顔見知りかもしれん。
だったら、俺が一人で力夕をつけるのが筋だ。」


思い出5



辺境の海の、小さな島――

少年は、巨大な岩を見上げた。
「……くそっ!」
少年は、岩を蹴り上げる。

「テオロ、おやめなさい。」
「教父様……」
「この岩は私たちの罪。罪は受け入れるものです。」

数力月前。季節外れの嵐で、土砂崩れがおきた。
テオロの住む村は、四方を山に囲まれている。
街へとつづく唯―の道は、塞がれてしまった。

「でも……こいつのおかけで……」
「この岩のお陰で、私たちは、己の罪を知ることができたのです。
岩に感謝をしなさい。」

この村から街まで、以前までは数十分の距離。
しかし今や、一日がかりの遠路となっていた。

「はい……罪を受け入れます。……えっ?」
岩の上に、人影があった。
「誰……?」


「――ここにいたか、クソ野郎。」
「おや――よくここがわかったね、リアム――そうか、その目。神気の技か。」
「てめえらを見つけるために、身につけた技だ。」
「騎士になったそうじゃないか。」
「お前は何になった?」

リアムは、教父と呼ばれる青年の顔を見つめる……
間違いない。リアム同様、教団にさらわれた子供の一人だ。

「教団の教えを伝えている。」
「教父様、ヤヤナの具合が……」
「ヨルカ、下がっていなさい。」
「だれ……!? 悪い人…… ?」

「そうだ、悪い人だ。」
「私の幼馴染さ。」
「いっしょにあの島で、クソのような教えをつめこまれた、御同輩だ。」
「今となっては、懐かしいね。」
「ここのガキどもは、どこからさらってきた?」
「みんな、身寄りのない子たちだ。教団は病めるものを救う。
教団の教えは救いだよ。己の罪を受け入れることは、唯一の救いだ。」
「俺にはなぁ! 悔いることなんか、一つもねえんだよ!」
「悔いているからこそ、子供たちを救いにきた。違うかい。」
 「ヤヤナが……早く、街のお医者さんのところに……!

「俺はてめえらを……罪の教団を……潰しに来たんだ!」
「この子たちの居場所を奪うのか?」

小石が、リアムの鎧に当たった。
 「出ていけ!」

「君にこの子たちが救えるのか?」
「うるせえ!!」

 ***

(リアムの、サーフボードだ……)

「リアムのやつ、大丈夫かしら。」
「キャトラ、心配なの?」
「ちょっとだけ! ちょっとだけよ!」

(リアムはあの剣で、何を斬るつもりだったのか……
それは――剣で斬れるものなのだろうか。)


思い出6 (友情覚醒)


突如、その場が、まばゆい光に照らされた――


「――この光は! あいつか……?」
「これは……?」
「――俺を止めるつもりか。主人公!
ムカつく奴は斬って捨てる。それが俺のやり方だ。
こいつを許せっていうのか! 罪の教団を!」
「リアム……」

リアムは、剣を納めた。

「お前は……ガキどもを、どうするつもりだ。」
「幸せにしたいんだ。」
「あんな教えで、ガキどもが救われるとでも?」
「君だって、救われたじゃないか。」
「何だと……!」
「司教様は死んだ。でも教えは生きている。君の心の中にも。」
「わかったようなことを……!」
「リアム、教団は君を待っている。」
「勝手に待ってな。俺に潰される日をよ……」
「人は罪からは逃げられない。」
「罪――か。」
「受け入れろ、リアム。」

 「教父様……」

「ヤヤナを、街に連れていかねばならない。話はこれきりだ。」
「――邪魔したな。教父様……」

 「出ていけ! 悪魔!」

「罪を受け入れろ、か。――好きにすりゃあいい。」
「リアム……」
「だが、俺の考えは違う。――見ろ。」

「この俺を見ろ! ガキども!
罪なんてものはなあ!」
リアムは、剛剣を振り上げる!
「こうしてやれ!」

剣は、岩肌をわずかに挟る。
巨岩は、こゆるぎもしない。

「――みんな、見たかい?
どれほど逆らおうとしても、罪は消えない。」

「お前ら、離れてろ。」

悪魔のような少年は、悠々と岩から飛び降りる。

 「あっ!」
「何っ……」

初めは、小さな亀裂――それが、岩全体に広がる。
巨岩は――ー砕かれた。

「ガキを早く連れていけ。こっちの道なら、すぐ街まで行ける。」
「君が開いた道を……行けというのかい?」
「――好きにしな。俺は、こっちの道を行く。」

 「あ……あんた、名前は!」

「――リアムだ。覚えとけ。この俺が伝説だ!」



明日の伝説

その他



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