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ディーン・テニスの思い出

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最終更新者:にゃん

ディーン・バルト CV:
褒められるのが大好きな騎士。
賞賛を求めて、テニスに参戦する。



思い出1



見てくれ! テニスを始めたぜ!

さあみんな……どうよ?

どうって……あのねディーン。急にそんなこと言われても……

ステキです。そのウェア、よく似合ってますよ♪

だろ~!? アイリスなら分かってくれると思ってたぜ!

その調子でもっと褒めてくれ!

ったく、相変わらすの褒められたがりなんだから。

それで? プレーの方はどうなの?

どうって?

テニスをしに来たんでしょ。アンタの腕前はどうなのよ。

いや、とりあえず服がいいカンジなんで、みんなに褒めてもらおうと……

褒められに来ただけかいさては初心者ね!?

褒められたいなら、プレーで褒められなさいな!

なるほど! プレーでいいところ見せれば、きっとみんな褒めてくれるな!

ええ。いい考えだと思います。

よーし!早速……って、アイリス、もしかして今褒めた?





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思い出2 (LV20)


まずは主人公と打ってもらうけど……

そもそもアンタ、テニスのルールとか知ってるの?

その辺は大丈夫だ。来る前に、騎士団のみんなに教えてもらったからな。

ディーンさんの所属する、剣誓騎士団のみなさんですね。

確か、アンタが総長を務めてるのよね。そういえばそっちは、今日はお休み?

ああ。それで流行りの、テニスで褒められに来たんだ。

プレーしに来た、って言いなさいよ……


 ***



どうだ!俺のプレー! 見てくれてるか!?

ふむ、初心者にしては……なかなかうまいわね。

いいカンジです、ディーンさん。

でへへ、だろ~?

これなら練習すれば、大会でもいいところまでいけそうね。

お!なんか褒められてる? もっと頼むぜ!

あ!ちょっと褒めたら……! もっとプレーに集中しなさい!

そうだな、プレーが続いた方がいっぱい褒められるもんな!

動機がフジュン!




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思い出3 (LV40)



ねえ、ディーン。良かったら大会に出てみない?

こんどね、男子ダプルスの大会があるんだけど……

主人公のパートナーを探していたんです。

アンタとなら、かなりいいトコまでいけると思うの。どう?

おお!俺でいいなら、喜んで出場するぜ!

そう言うと思ってたわ!

大会なら、観客からも褒められるだろうし。考えただけでワクワクするな!

まあ、そう言うとも思ってたけど……

となれば、まずはダブルスの練習よね。

そうだな。ダブルスはやったことないし、練習しないとな。

コーチはアタシに任せて。早速だけど、練習試合の相手を用意したわ!

心強いぜ!

覚悟なさい。アタシが、ビシバシ鍛えてやるんだから!

おう、頼むぜキャトラ師匠!ビシバシ褒めてくれ!

鍛えるのよ!


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思い出4 (LV60)


じゃあ練習試合、はじめるわよ!


――

 ナイスショットです、ディーンさん!

でへへ、そうかあ~?

 あ!コラ!ちゃんと前を見ないと……

おっと!

――♪

え?いやいや、そんな大したことないって~!

――!

助かったぜ!ありがとな!

 むむむ……


 ***


もう!褒められるのに弱すぎ!もっと集中しなさいよ!

だけど褒められると、どうしてもな~。

だったら……アイリス!主人公!

大会が終わるまで……ディーンを褒めるのは禁止よ!


な、なんだって!?待ってくれ、それだけは……

ディーン!テニスにおける、アンタの目的はなに!?

褒められることだ!

 (ディーンさん、そんな力強く……!)

そうね!そんなテニスもアリではあるわ!

 (そこはいいんだ……)

でも今の<褒め>に満足しているようじゃ、アンタのテニスはそこまでよ!

主人公のパートナーは任せられないわ。

そこのところをよく考えて、練習しなさい。いいわね?



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思い出5 (LV80)



はあ……褒められたいぜ。

……

いやいや、ちゃんと分かってるぞ?

キャトラの言うことはもっともだもんな。

どうせなら、勝って褒められた方が気持ちいいはず……

そのためにも、気合入れて特訓しないとな!

よーし、やるぜ!うおおおおおお!


 ……根はまじめなのよね、ディーンって。

 うん♪頑張り屋さんだと思う。

 もともと腕も悪くないんだし。

 褒められて浮かれさえしなければ、きっと大会も、いいカンジで……


……ああ、にしても、褒められたい……!

そうだ!人に褒められるのがダメなら、いっそ……

 あら?

よし!いいコースだ!すごいぞ、さすがは俺!

空振り

スイングも勢いがあっていい!とても初心者とは思えないぜ!

惜しい!惜しいな!でも悪くないぞ!俺!


そういえば自画自賛が、ディーンさんの特技だったわね……

やっぱダメかも……



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思い出6 (覚醒進化) (LV100)


大会当日。

キャトラの心配を覆し、ディーンたちは見事、決勝進出を果たした。


 よし! あと1点で優勝よ!

 すごいわ、ディーンさん!

 あ!ちょっとアイリス!


……まあ、それほどでもあるかな!

 ああ!せっかくいい調子だったのに!

 ! 危ないディーン! 集中して――

いやあ、照れるなあ~。

 へ?

 勝っちゃった……?


 ***


――おめでとうございます、ディーンさん!主人公!

ありがとな!もっと褒めてくれ!

最後、うっかり褒めちゃったのに、よく返したわね。

それなんだけどな。実は自画自賛を続ける内に

褒められた方がいいプレーができるようになったんだ!

なんじゃそら!?


……いやあ、頑張れば頑張った分だけ褒めてくれる!

テニスって、ホント最高だよな!


讃えられし実力

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