シン・思い出

 
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ストーリーまとめ


シン・シャーク CV:高橋広樹
潜水艦ドレッドノート号の艦長。
謹厳実直かつ優れた戦術眼を持つ。



思い出1



「なるほど、ここが飛行島だね。」

『あらあらどなたさま?』
「シンだよ。さいきん冒険家のライセンスをとったんだ。」
『じゃあアタシらとおんなじね。』
「君たちも冒険家だったのか。」
「そうなんです。この飛行島で冒険をしているんですよ。」
「スケールの大きな冒険だねえ。」

『アンタはなんで冒険してるの?』
「趣味だね。」
『いいきりおった……!』
「まあちょっとだけお仕事も関係あるかな?」



『浮いてるわ? ヘンなボートね。』
「こいつを乗りこなすように、特訓しているのさ。」
「不思議な乗り物ですね……」
「そうだろう? でもドラゴンじゃないよ。」
『でたわ……! ドラゴンにのっていないドラゴンライダーね!』
「ボートライダーかな。」
『シン、アンタは……ふなのりなのね!』
「確かにそうだね。」
『うみのおとこね!』
「すごいなあ。よくわかったね?」

(シンさん……ちっちゃいこの扱いが手馴れているわ……!)

『お魚をとるお仕事をしてるの?』
「そうだね。海の底に潜って、大きな魚を捕まえる仕事さ。」
『どんくらいおおきいの?』
「とーっても、大きい魚だよ。」
『おさしみがいっぱい作れるわね!』


思い出2



「おかえりなさい。主人公、シンさん。」
『どこにいってたの?』

「島の近くのさんご礁だよ。」
「何をしてたんですか?」
「こいつのカメラで、海の生き物の写真をとっていたんだよ。」
『ホー。』
「いい写真が撮れたよ。おすすめはウミウシだね。」
『ウミウシって食べれるの?』
「毒があるやつもいるから、食べない方がいいね。」

 不思議なボートの周りに、海の映像が浮かび上がった……

『あらキレイね!』
「もしかして、シンさんが撮影した写真?」
「幻影のルーンの応用なんだよ。」

「あ、主人公の写真だわ。」
「よく撮れてるだろう?」
「――♪」


『シンって海が好きなのね?』
「ああ、そうだね……なんだか昔から海が好きなんだよ。海に入ると……なんだか、落ち着くんだ。」
『アタシは……毛が濡れるのはイヤだけど、オイシイものがあるから、トントンだわね。』
「あるねえ、おいしいもの。」
「シーフード、いいですね!」

「そうだ。”彼”と海の幸をとってきたよ。」
『アラヤダはやくいいなさいよ。どんなやつ? ウツボはイヤよ。』
「ロブスターだけど。好きかな?」
『アンタ……できる男だわ!』
「あれ? 猫ってロブスターはダメだったような……?」
「キャトラは大丈夫なんです。」
「キャトラくんは、半獣の女の子じゃないのかい?」
『ちがうと思うわ。』
「だとすると……キャトラ君は、神獣なのかな?」
『しんじゅー? ――そうなのかしら?』
「神様に近い獣のことなんだけど。」
「うーん……?」

『しんじゅうってエライの?』
「うちの国ではね。貴族の方々は神獣の血を引いてらっしゃるって話だし。」
『じゃあセレブね!カニカマたべほうだいね!』
「スーパーセレブだよ。カニカマでお城ができるよ。」
『ゆめがありすぎだわー!!』


思い出3



 マナが、海を見ている。
「海……どうして、海なんてあるんだろう。」



「やあ、中尉。休暇を楽しんでるかい?」
「はい。満喫しています。」
「それは何よりだね。」

「艦長は何を?」
「磯の生き物の観察をしていたんだよ。」
「……どうしてそんな。」
「磯にもいろんな生き物がいるからね。」
「それは知ってますけど。」

「海は……嫌いかい。中尉。」
「苦手なだけです。」
「――そうだね。今の僕にはわかる。」
「……艦長も、あの子の記憶を――」
「君は――こんな記憶を、抱えてきたのか――」
「……申し訳ありません。でも私には、代償無しの奇跡なんか――」
「僕なら平気だよ。僕なんかが、この想いをもっていていいものかと思うけどね。」

 ***

 マナはナイフで己の腕を切った。
 指先より血が流れる――

「私の血を――人魚の血を――」

 シンは、流れる血を、口に含んだ――
 任務中に重傷を負ったシンは、〈人魚の血〉によって、命をとりとめる。

 マナは、人として甦った古の人魚だった――

 ***

「君には本当に、感謝しかないよ。」
「そんなものは不要です。本当に――」

「――私は愚かでした。取り返しのつかない結果を招くところでした……」
「中尉……?」

 その時、マナの足元に一匹のフナムシが!
「えっ?」

 カサカサカサ――


「い……
 いやああああ!!! フナムシぃぃぃ!!」


「だ、大丈夫だ……フナムシは無害だ!」
「無害とかそういうことじゃありませーん!!」


思い出4



海の中にいると――
なんだか、全てが正しいと、思えてくる。

波間から差し込む光は、地上よりも眩しく見えた。

全ての生き物は、海から生まれた。そんな学説もあるらしい。
そう思うのも無理はない。

僕は、半分だけ人魚であるという中尉の血によって、命をとりとめた。
結果的に、僕には人魚族のもつ〈不死〉が少しだけ受け継がれた。

死ななくなったわけじゃない。
〈不死〉とは何なのか――少しだけ、理解した。そんな感じだ。

命とは循環するもの。己だけのものではない。

誰かが死ぬことは、誰かを生かすことなんだ。
だから〈不死〉とは、命そのものが有するものかもしれない。

 ***

人魚を食べると不死になれる。
今でも伝わるその伝説は、断片的には真実だった。

僕が受け取ったのは、命だけじゃない。
僕は彼女の記憶も受け継いだ。

マナ中尉の、人魚としての記憶を。

……すべてが曖昧で、断片的。それでいて――
――痛い。

人魚は恋をしていた。叶わぬと知りながら。

 ***


「叶わぬ恋か――

こんな思いを、ずっと……
こんな切なさを、ずっと……

これが不死だとしたら……祝福なんかじゃない。
たんなる地獄だ――」


 ***

「ガルボートの慣らしはいかがでしたか?」
「だんだん、扱いに慣れてきたよ。」
「やはり艦長には適性がおありのようです。」
「ちょっとしたもんさ。でも、こいつで特攻はなるべくならやりたくないねえ。」
「最後の魚雷です。」
「ひどい設計思想だね。結局格闘にこだわるところ、なんだか帝国らしい。」
「乗り手次第といったところです。」

「ところで……潜水艦に、不死のルーンのレプリカを搭載ってことは……」
「ドレットノート号の動力は、ルーンがある限り無限です。水も空気も、供給されつづけます。」
「技術で連邦に劣る帝国が、なぜこれほどの性能の潜水艦を建艦できたのかな。」
「ドレットノートは、さる筋からの技術提供により建造された船。――今はそれだけしか。」

(海の底に棲むっていう、〈本物〉の人魚たちか……もしかしたらドレットノートも、人魚の記憶を――)


思い出5


「そろそろ、休暇も終わりか……」
『いっちゃうの?』
「きっとまた、帰ってくるよ。」

「シンさんは、戦う人なんですか?」
「どうしてそう思うんだい?」

 言葉にしないでも、態度から伝わるものがある。
 覚悟というものだろうか。



「そうだ。僕は戦う人だ。」
『けんかが好きな感じじゃないけどね……?』
「暴力は嫌いだよ。だから僕は戦う人になった。」
「暴力を止めたいから……戦うんですか?」
「矛盾してるかな? でも、暴力は現実として、この世に存在するんだ――
誰かが暴力と戦わなきゃ、誰かが暴力の犠牲になる。」
『でも……シンだって、誰かにやられちゃうかもでしょ。こわくないの?』
「怖いよ。いつだって怖いさ。」

『そもそもどーして、戦う人になろうっておもったわけ?』
「僕の場合は、海が好きだから。」
「海なんですか?」
「できるだけ、海の近くで仕事がしたいと思ってたら、戦う人になってた。」
『てきとーだわ!』
「人生なんてそんなもんさ。まあでも向いてるかは……わからないな。
冒険をしようと思ったのも、ちょっと仕事で壁にぶつかったからだしね。」

『そうだったのね……』
「……。」


思い出6 (友情覚醒)



なんだい、この光は……

この光――
そういえば、見覚えがあるような……

そうだ、この光……
いつか、海の底で――

 ***



 それは、はるか古の記憶。

 遠い昔、海の底で――
 沈んだ男は、人魚と出会う。

……これは、彼女の記憶……
――の、はずだよね……だったらなぜ僕は、彼女を……

懐かしいと思うのかな――
僕は……ずっと昔に彼女と出会っていたのか?

 そんなはずはなかった――
 シンは人魚ではない。
 普通に生まれて死ぬ、ただの人間である。

もしかしたら……
人間は昔、もっと海と親しかったのかもしれないね……
だから僕らは――海を懐かしいと感じるのか……


 ***


「海は、僕の夢なんだ。――青い海の底には――
きっと人が置き去りにした、夢があるんだと思う。」
『アンタ……ぼーけんかだわ!』
「僕が?」
『ぼーけんかって、そういうものだもん!』



「……なるほどね。冒険か……
僕が求めていたのは、それだったのかもね。」

 ***



「休暇中、ずいぶん冒険に熱を上げてらっしゃいましたね。」
「なんだか冒険家としても、やっていけそうだよ。」
「艦長には、出世していただかないと、困ります。」
「荷が重いなあ。だいたい僕は、上からは出世に縁遠いタイプっていわれてるんだけどね。」
「そういう方が、組織には必要なんです。」
「僕はドレットノート号の艦長で、十分すぎるさ。」

「――艦長、お体に異常はありませんか?」
「健康そのものだよ。」
「精神への影響は?」
「毎晩君の夢を見るけど。」
「ななな、何をいってるんです!」
「記憶の共有だよ。」

「……艦長。
あれは私ではありません。私はもっと、つまらない人間です。」

「そんなことはないさ――
あの記憶を、あの過去を引き継ぎながら、君は命の選択をした。
二回も死ぬなんて――普通はできることじゃない。」

「――あなたに、負けてほしくなかった……それだけです。」
「――ありがとう。中尉。」


 船は征く。
 人魚の想いを乗せた船は、遥かなる大海原へ――





深淵の追撃者

その他


相関図

ネモ・カノープス
潜水艦アルゴノート号の艦長。冷静沈着で容赦のない性格。
(元連邦の軍人)
ノア・メル
さんご礁から来た少女。マイペースだがとても世話好き。
(方舟自身が外の世界を知るために生み出した、少女の姿をした分身)
タコパスクルー
方舟 (白の王国の崩壊後に栄えた島の技術の結晶。
自らの滅びを察知した島民は、遺伝子と記憶を情報の形で半永久的に保存するために方舟を作った。
アルゴノートⅡ
<黒い方舟>メインAI
潜水艦ドレッドノート号の艦長。謹厳実直かつ優れた戦術眼を持つ。
マナ・ドリース
帝国海軍の機密を握る技術将校。――海の乙女よ、夕凪に眠れ。


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???


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