ハリム・思い出
| 月夜の盗賊 ハリム・モハマド 富豪のみを狙う盗賊。 奪った金は民衆にばらまいている |
思い出1
＜布で口元を隠した青年が、じっとこちらを見つめている。
ぞぐり―と。ナイフを突き立てられるような冷たい威圧感……＞
＜ぴしゃりと言い捨て、ハリムはその場を去る。＞
思い出2
＜―ぞぐり、と、またあの威圧感が襲った。
次の瞬間、頬をかすめて飛んだナイフが、近くの木の幹に突き刺さる。＞
＜ハリムは答えず、ナイフを回収して去っていく。＞
思い出3
＜ぞぐり―威圧感と共に、ハリムの声がかかる。＞
主人公。おまえに聞いておきたい。
おまえたちは、なんのためにこの島を使う。
この島を使って何を得る―？富か……栄誉か―
＜ハリムの瞳に冷たい光が輝く。
返答次第で、それは刃と変わるのだろう……＞
＜ふと、ハリムの放つ威圧感が緩む。
……笑ったのかもしれない。＞
思い出4
だが、それでもやらねばならない。泥に沈んだ正義を拾い上げるには、汚名をかぶるほかにない……
思い出5
＜――ぞぐり、と、ナイフでえぐられるような威圧感が全身を襲う。＞
＜ハリムだ。姿はない――だがいる。どこかに。隠れてこちらを見つめている――
この気配は、殺気だ。ハリムがこちらを狙っているのだ。冷たく凍える刃の瞳で……＞
＜こちらを一撃で仕留められる瞬間を……探している……！＞
思い出6 (友情覚醒)
＜――飛び出たハリムが、こちらの首筋に伸ばした指先を、寸前で止めた。＞
それに、この光。穏やかで尊い……これが、お前のなかの光だというのか？
金の亡者だった。弱者を苦しめる最悪の存在だった。ヤツのせいで、多くの民が命を落とした……
警告はダメだった。命を奪うしか止める手立てがなかった。だから俺が手を下した……
だが……今でも疑っている。本当にそれしかなかったのかと……他に方法はなかったのかと……
＜ハリムは手を引き、口元の布を下した。
あらわになった素顔で―彼は、しっかりとこちらを見つめてくる。＞
だが……それまでは――
覚醒絵・覚醒画像
揺るぎ無き信念の義賊
| 画像 | 説明 |
|---|---|
 | パルヴァネ・ファルナーズ cv.近藤唯オアシスの島に生まれ、世界を旅する語り部。優雅な舞いと共に、千夜一夜の物語を紡ぐ。 |
 | ハリム・モハマド富豪のみを狙う盗賊。奪った金は民衆にばらまいている。 |
 | ラズィーヤ・ナグム妖しい雰囲気を持つ踊り子。夜の酒場を巡り、ある男を探し続けている。 |
